「Instagramのリールを作りたい。でも、撮影した写真や動画を並べ、テロップを入れ、縦型に整える時間がない」——そんな個人事業主や小さなお店の方へ。
この記事では、Claude Codeと動画処理ツールを使い、手持ちの写真・短い動画・BGMからInstagramリールを作る方法を5つの手順で解説します。実際に使える指示文のひな形と、投稿前の確認項目も用意しました。
先に結論:Claude Codeは動画編集アプリではありません。パソコン上のファイルを読み、FFmpegなどの動画処理ツールへ指示を出し、繰り返し作業を進める役です。最初の環境準備は必要ですが、一度ひな形を作れば、2本目以降の構成をそろえやすくなります。
InstagramリールをAIで作る前に知っておきたいこと
AIに任せられるのは、素材の並べ替え、縦型への変換、テロップ表示、BGMの合成、動画の書き出しなどです。一方で、次の内容は人が決めたほうが伝わります。
- 誰に見てもらいたいか
- この1本で何を伝えるか
- 見た人に次に何をしてほしいか
- 商品やお店のどこを魅力として見せるか
「AIに全部お任せ」ではなく、繰り返し作業をAIに、人にしか決められない内容を自分に残すのが失敗しにくい使い方です。
準備するもの
- Claude Codeを使えるパソコン環境
- FFmpegなど、動画を書き出すための処理ツール
- 自分で撮影した写真・短い動画
- 利用条件を確認したBGM、または自作のBGM
- リールで伝えるメッセージを1つ
Claude Codeの導入方法は更新されることがあるため、インストールや認証はAnthropicの公式セットアップガイドで最新手順を確認してください。
Claude CodeでInstagramリールを作る5手順
手順1:素材を1つのフォルダにまとめる
今回使う写真、動画、BGMだけを専用フォルダへコピーします。元データを直接使わず、作業用のコピーを用意しておくと安心です。ファイル名も「01_外観」「02_商品」「03_店内」のように順番が分かる形にすると、指示が伝わりやすくなります。
手順2:1本で伝える内容を決める
最初から商品、料金、アクセス、予約方法を全部入れると、何の動画か分かりにくくなります。「新しいメニューの紹介」「店内の雰囲気」「初めての方への案内」など、1本につき1テーマに絞ります。
手順3:完成条件を日本語で伝える
「おしゃれなリールにして」だけでは、長さも文字も判断できません。画面サイズ、長さ、素材の順番、テロップ、最後の案内まで指定します。次のひな形を、自分の内容に合わせて書き換えてください。
このフォルダ内の写真と動画を使って、Instagramリール用の動画を作ってください。 目的:初めてのお客様に新メニューを知ってもらう 画面:縦型9:16、1080×1920 長さ:20〜30秒 構成: 1. 最初の2秒で「新メニュー、始めました」 2. 商品写真を3〜5枚 3. 特徴を短いテロップで3つ 4. 最後に店名と「詳しくはプロフィールへ」 BGM:同じフォルダ内の音源を使用 注意:元の素材は削除・上書きしない まず動画を書き出さず、使用素材と構成案を見せてください。
最後の一文で「先に構成案を見せて」と伝えるのがポイントです。いきなり完成動画を作らせず、使う素材と順番を確認してから進めると、手戻りを減らせます。
手順4:試作を見て、1項目ずつ直す
試作を確認し、「テロップを大きくする」「商品写真を1秒長く見せる」「BGMを少し下げる」のように、修正点を具体的に伝えます。一度に多くを変えると、どの修正が効いたのか分からなくなるため、1〜3項目ずつ直すのがおすすめです。
手順5:投稿前チェックをして書き出す
完成したら、Instagramへ投稿する前に、スマートフォンで最後まで再生します。パソコンでは見やすくても、スマホでは文字が小さい、端が切れる、切り替えが速すぎることがあります。
投稿前のチェックリスト
- 最初の数秒で何の動画か分かる
- テロップをスマホで無理なく読める
- 商品名・店名・金額に誤りがない
- BGMや写真を利用できる権利がある
- 画面の端で文字やロゴが切れていない
- 最後の案内が1つに絞られている
- 自分で最後まで再生して内容を確認した
AIが作った動画でも、公開する内容の確認は人が行います。特にお客様の顔、個人情報、著作権のある音源、商品情報の誤りは、投稿前に必ず確認してください。
Claude Codeで作る方法が向いている人・向かない人
| 向いている人 | 別の方法が向いている人 |
|---|---|
| 同じデザインで継続的に作りたい | スマホだけで1本をすぐ作りたい |
| 写真や動画の素材を自分で用意できる | 撮影からすべて任せたい |
| 最初の環境準備に時間を使える | パソコンの設定をしたくない |
| 細かな修正を言葉で伝えたい | テンプレートを選ぶだけで完成させたい |
スマホだけで早く作りたい場合は、Instagram公式アプリやAdobe Expressなどのテンプレート型ツールが向いています。Adobe Expressでの編集例は「Adobe Expressで動画編集を使ってみる」も参考にしてください。
よくある質問
Claude Codeだけで動画を作れますか?
Claude Codeは作業を進める役で、動画の変換や合成にはFFmpegなどの処理ツールを使います。利用環境によって、必要な準備や使える機能は異なります。
写真だけでもリールを作れますか?
作れます。写真を順番に見せるスライド形式に、テロップとBGMを加える方法なら、動画素材がない場合でも始められます。
作った動画を自動投稿できますか?
この記事では動画の制作までを扱います。誤投稿や権利関係の見落としを防ぐため、内容を人が確認してから、Instagramの正規の投稿方法で公開してください。
まとめ|最初の1本は、短く・小さく作る
InstagramリールをAIで作るときは、最初から完全自動化を目指す必要はありません。素材を1つのフォルダにまとめ、伝えることを1つに絞り、短い動画を試作するところから始めます。
一度「素材の順番・文字の大きさ・最後の案内」の型ができれば、次回はその型を再利用できます。AIを使う目的は、投稿を雑に増やすことではなく、繰り返し作業を減らし、お客様へ伝える内容を考える時間を残すことです。
設定や制作を一人で進めるのが難しい方へ
WALLEVE Creative Studioでは、ホームページ、ブログ、SNS、動画を実際に運営してきた経験をもとに、発信の入口づくりをご相談いただけます。「手持ちの写真からリールを作りたい」「リールから問い合わせへつなぐページも整えたい」など、今のお悩みをお聞かせください。
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