ハンドメイド作品をminnで販売していると、「もっと購入者に作り手の顔を見せたい」と思うことがあります。
ワンティルでは刺しゅう作品やオリジナルバッグを制作・販売していますが、梱包に同封する一言カードだけでは伝えきれない情報がありました。そこで名刺を作ることにしました。購入者への感謝を伝えながら、SNSやブログへ誘導する「つながりのきっかけ」として使えます。
なぜ名刺がハンドメイド販売に効くのか——その理由はこちらで解説しています。
→ 【売れる発信の設計図】第4回:なぜ名刺が必要なのか
名刺デザインの前に決めること
Illustratorを開く前に、3つだけ決めておきます。
- サイズ:日本標準は 91mm × 55mm(塗り足し3mmを加えて 97mm × 61mm で作業)
- ブランドカラー:ワンティルは手作り・温かみ・布の質感がテーマ → テラコッタ(#C06B3A)をメインカラーに採用
- 載せる情報:屋号(ワンティル)/ 作家名 / minneページURL / Instagram ID / 一言メッセージ
ハンドメイド作家の名刺で大切なのは「どこへ来てほしいか」を明確にすること。minneページとInstagramの2つに絞るだけでも、購入者の次のアクションが自然につながります。
ステップ1:Illustratorでドキュメントを作成する
Illustratorを起動して「新規ドキュメント」を開きます。
- 「印刷」タブを選択
- 幅:97mm、高さ:61mm に設定
- カラーモード:CMYK(印刷用)
- ラスタライズ効果:300 ppi
- 「作成」をクリック
アートボードが作成されたら、仕上がり線(91mm × 55mm)と塗り足し線(外側3mm)を長方形ツールで引いておきます。ガイドにロックしておくと作業がしやすいです。
ステップ2:背景と配色を決める
ワンティルの名刺は「手作りの温かさ」を第一印象で伝えたかったので、表面と裏面を役割で分けました。
- 表面:テラコッタ(#C06B3A)のベタ塗り+屋号・作家名を白抜き
- 裏面:クリーム(#FAF6F1)ベース+minneURL・InstagramIDをテラコッタのテキストで記載+一言メッセージ
「手で作ったもの」らしい温もりが感じられる配色にすることで、作品のイメージと名刺が一致します。受け取った方が「このブランドらしい」と感じてくれることが大切です。
ステップ3:テキストを配置する
文字ツール(T)でテキストボックスを作成します。
- 屋号(ワンティル):セリフ系フォント(Adobe Fonts「Cormorant Garamond」)・白・22pt
- 作家名:ゴシック系・白・10pt
- minneURL・Instagram(裏面):Noto Sans・テラコッタ・8pt〜9pt
- 一言メッセージ(裏面):「お買い上げありがとうございます。またいつでも遊びに来てください。」イタリック・8pt
テキストが揃ったら「整列」パネルでアートボードを基準に中央揃えをかけます。目視ではなく数値で整えることで、印刷したときのズレを防げます。
ステップ4:刺しゅうモチーフを添える
ワンティルの名刺には、刺しゅうをイメージしたシンプルな花モチーフのアイコンを添えました。Illustratorのペンツールで描いた手描き風のラインです。
ロゴや刺しゅうデータがあればSVGで配置できます。ベクターデータなら拡大縮小しても劣化しないので、そのまま印刷用データとして使えます。
ステップ5:印刷用データとして書き出す
- 「ファイル」→「別名で保存」→ 形式:Adobe PDF(印刷)
- プリセット:PDF/X-1a:2001 または印刷所指定のプリセット
- 「トンボと裁ち落とし」にチェックを入れて書き出し
ラクスルやグラフィックなど一般的なオンライン印刷では100枚から注文でき、テンプレートPDFが配布されているので活用すると確実です。梱包に1枚同封するだけで、購入者との関係が続きやすくなります。
上記の内容だとAdobeのソフトが必要なので今回はもう一つの例としてチャットgptにお願いしてみました

購入後の文面になってしまいましたが、何回かやり取りをして調整してみて下さい。最初はこれで十分だと思います。ただAdobeのソフトを使いたい、すでに契約している方は最初のステップで挑戦してみるのもおすすめですです!
まとめ:ハンドメイド作家の名刺で意識した3つのこと
- 情報は絞る:minneとInstagramの2つだけ。全部載せない
- 作品の世界観と配色を合わせる:名刺を見ただけでブランドが伝わるように
- 一言メッセージを入れる:「また来てほしい」気持ちをひと言で表す
ハンドメイド作品を購入してくれた方との「その後のつながり」は、名刺1枚で大きく変わります。次回作の告知も、Instagramをフォローしてもらえれば自然に届けられます。
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関連リンク
📚 売れる発信の設計図 シリーズ
序章:3つのプラットフォームを分ける理由
第1回:なぜInstagramが必要なのか
第2回:なぜブログが必要なのか
第3回:なぜLINE公式アカウントが必要なのか
第4回:なぜ名刺が必要なのか
第5回:写真・撮影が売上を変える理由
第6回:なぜLP・HPが必要なのか
第7回:SNS×ブログ×HPの連携と収益複線化
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